GeoGebra-応用的な使い方
はじめに 本記事では、GeoGebraの「グローバルJavaスクリプト」において、マウス/タッチイベント発生位置を取得する各種プロパティを参照した場合に、得られる値についてまとめる。あわせて、要素のサイズを取得するブロパティについても確認する。 (前提…
キーワード GeoGebra, Corner, ピクセル数 目次 はじめに Corner[5]と「高度な設定」におけるピクセル数との関係 モデルアプレットの作成 アップロード画面におけるピクセル数 検証 「位置」オプションによる設定 手動による設定 検証結果 Corner[<1,2,3,4>]…
1 はじめに アプレットの埋め込みとダウンロード アプレットの内部構造の閲覧 本記事の目的 バージョン情報 2 モデルの紹介 3 基本的発想 ユーザーにパスワードを入力させる方法 パスワードが正しくない場合の処理 パスワードの照合 埋め込まれている場合…
モデル課題 (1)4点A(1,1),B(8,1),C(8,8),D(1,8)に対して、四角形ABCDの内部および周に含まれるすべての格子点を、リストオブジェクトとして作成しなさい。 (2)(1)で作成したリストオブジェクトの1番目の要素である点を、単一の点オブジェクトとして…
はじめに 本記事で紹介する方法は、あらかじめオブジェクトのイベントハンドラに手動でスクリプトを記述しておいて、それを用いてオブジェクトを一括制御する方法です。 これに対して、複数のオブジェクトのイベントハンドラに、自動的に一括して、直接スク…
ここでは、1つのパラメータを使って、オブジェクトの色をカラフルに変化させるための、「動的な色」オプションの設定方法を紹介します。
上記アプレットの赤い領域は、直線fによって平面を2つに分割することによって作られた領域(半平面)のうち、点Pを含む方を表しています。 この領域は、GeoGebraでは、 If[IsInRegion[P, LeftSide[f] < RightSide[f]] ≟ true, LeftSide[f] < RightSide[f], L…
数値オブジェクトr_x, r_yをあらかじめ作成しておき、以下のスクリプトを「グローバルJavaスクリプト」に記述すると、アプレットをクリック・タップした位置を表す座標を、r_x, r_yに代入します。 function MouseClick(event) { event = event || window.eve…
GeoGebraで、PCでのクリック、ドラッグ操作;タッチデバイスでのタップ、スワイプ操作が行われた位置を取得します。 ダウンロードは下記URLから 操作位置取得_完全版 - GeoGebra 作り方 ・数値オブジェクトr_x, r_yを作成する。さしあたり、値は何でも良い…
勉強が進み、徐々に機能が統合できてきました。 以下のアプレットは、PCでクリックしてもドラッグしても、またタッチデバイスでタップしてもスワイプしても、その動作が起こっている位置に点Bが移動します。
タッチデバイスに対応しました。 端末の画面サイズの関係で、アプレットが縮小表示された場合にも、タップ位置がズレないようにしました。 設定方法 ①数値オブジェクトr_x, r_yを作成する。値はあとから変えるので、今は何でもよい。両方とも、「スライダー…
PCのブラウザで、下記アプレット上にカーソルが乗ると、カーソルの現在位置に点Pが移動し、座標を取得します。 タッチパネル端末には対応していません。 参考にしたアプレット www.geogebra.org
PCのブラウザで、下記アプレットの任意の場所をクリックすると、 クリックした場所に点Pが移動し、座標を取得できます。 指による「タップ」には対応していません→対応版はこちら 参考にしたアプレット www.geogebra.org
「3点スイッチャー法」は、筆者がGeoGebraで、何か特殊なことをしようとする際に、よく使う方法です。 3点スイッチャー法とは ①自由な点オブジェクトA, B_1, B_2を作成します。 ②真偽値オブジェクトswitcherを作成します。 ③点B_1のOn Update ハンドラに、 S…
ブラウザ版GeoGebra(GeoGebra Classic)では、ファイルの保存後に、「ワークシートを変更」から、アプレットのサイズをピクセル単位で指定できます。 ↓ ↓ しかし、アプレットの作成中に、アプレットのサイズを指定することはできません。 ファイルの保存を…
このアプレットでは、画面をパンしたりズームしたりすると、それに伴って三角形DEFも、平行移動や拡大・縮小が行われます。 これは、3点D,E,Fがいずれも、特定の座標によって定義されているからです。 ところが、こちらのアプレットでは、三角形DEFは、画面…
点Pの位置を、三角形ABCの3辺からの距離の比率の組合せで表したものを、三線座標という。三角形と反対側の距離には、負号を附す。 比率ではなく、実際の距離の組合せで表したものは、絶対三線座標と呼ばれる。辺BCからの距離がh_A、辺CAからの距離がh_B、辺A…
「クリック位置の座標を取得する」には至りませんが、「ドラッグ位置の座標を取得する」ことに成功しました。かなり突拍子もない仕掛けを施してあります。 こちらは残像描画機能付きです。
ドラッグによるオブジェクトの更新回数のカウント オブジェクトをドラッグすることによって、オブジェクトの状態が更新されますので、On Updateハンドラに「特定の数値オブジェクトに1を足す」というスクリプトを記述すれば、ドラッグによるオブジェクトの更…
問題 GeoGebraで、下図のような挙動を実現する方法はあるでしょうか。 点Aをドラッグすると、点Aではなく、点Bが動く。 点Bをドラッグすると、点Bではなく、点Aが動く。 なんとも不思議な挙動です。 検討① まず、「点Aをドラッグしても、点Aが動かない」とい…
はじめに 上図で、円周上の点Bについている「B」という文字は、「ラベル」と呼ばれます。 ラベルは、プロパティ画面から表示・非表示が選べます(「ラベルの表示」チェックボックス)。 点のラベルをドラッグすることで、ラベルの位置を調整できます。点から…
Curve[ ]およびLocus[ ]で定義された同一のLissajous Curve上の点における、Path Patameterの推移について分析するためのアプレットです。 Curve[ ]の方はパラメータに比例しているようですが、Locus[ ]の方はどうでしょうか。
(ごちゅうい) この記事は、あくまで私のPC環境において有効であった操作を記録するだけの記事です。 同様の操作を各自のPCで行う場合は、自己責任で行ってください。もし不具合が発生しても、当方は責任を負いかねます。 ~/Library/Containers/org.geogebr…
本記事の概要 この記事は、デスクトップ版GeoGebraにしかない機能である「パスと領域パラメータ」を不使用にする機能を、webapp版GeoGebraにおいて、GeoGebra スクリプトを用いる方法により、手動で実現する方法を紹介するものです。 「パスと領域パラメータ…
私が現在PCにインストールしているGeoGebraは、バージョン5.0.42.0です。 そして、2017年2月9日現在リリースされているGeoGebraの最新バージョンは、バージョン5.0.326.0です*1。 私がぼけっとしている間に、もの凄い数のマイナーアップデートが行われており…
(2022年9月3日追記) Surface( <オブジェクト>, <角度>, <軸>) という構文によって、回転体(厳密には回転体の表面を表す曲面)を描画することが可能となりました。例えば Surface(poly1,2 π,z軸) のように使います。 (以下、2017年2月8日当時の記事です。…
A':Dilate[A,λ,O]は、点Oを中心に点Aをλ倍した点です。 このとき、λはAffineRatio[O,A,A']と表すことができます。
問題 GeoGebraで、自由な点オブジェクトA:(1,1)、および自由な点オブジェクトB:(3,1)を作成した。 そして、数値オブジェクトa:Distance[A,B]を作成した。 このとき、下記のそれぞれのGeoGebraスクリプトを、点AのOn Updateの欄に記述して、入力バーにSetV…
前提 点A、点Bを自由なオブジェクトとします。 点Aをドラッグして移動させると、それに連動して点Bも動くようにする方法を考えます。 なお、点Bをドラッグして移動しても、点Aは動かないことが条件です。 平行移動 方法1:Aを中心とする円上の点にBを合わせ…
GeoGebraのアニメーションのヌルヌル加減テストその3