GeoGebraで自作ゲーム: "LOGIC" - ロジック -
ハイパー論理ゲーム「LOGIC」
ごちゅうい:かなり頭を使うゲームです。
あそびかた
赤い玉は基本的に「善玉」、黒い玉は必ず「悪玉」です。
最初は、8つの玉すべてが赤い「善玉」からスタートします。
「→」ボタンを押すと、いくつかの善玉が黒い「悪玉」に変わります。
もう一度「→」ボタンを押すと、またいくつかの玉の色が変わります。
こうして「→」ボタンを押していって、8つ全ての玉が「悪玉」になったら、「Stop」ボタンを押してください。ゲームクリアとなり、スコアが加算されます。全5ゲームを行い、高得点を目指してください。
偽の赤玉に注意!
「→」ボタンを押して、黒い「悪玉」が赤くなっても、「善玉」に変わったとは限りません。
「悪玉」が「善玉」に変わるためには、①「→」ボタンを押す前に、隣接する玉が1つでも赤い「善玉」であること、②その黒い「悪玉」が、「→」ボタンを押して色が赤くなったこと、の2つの条件が必要です。
①の条件を満たさずに赤くなった玉は「偽の赤玉」であり、「悪玉」として扱わなければなりません。当然、「偽の赤玉」は、①の条件を満たすために使うことはできません。
実例
初期画面では全て「善玉」です。
「→」ボタンを1回押すと、いくつかの玉が黒くなりました。黒くなった玉は必ず「悪玉」になります。
ここからは、分かりやすくするため、善玉に☆を付けることにします。
もう一度「→」ボタンを押すと、今度は一番左の玉が、黒から赤に変わりました。しかし、ボタンを押す前に、隣接する玉である、左から2番目の玉が「悪玉」だったので、一番左の玉は「善玉」にはなりません。「偽の赤玉」となります。
一番右の玉は、「→」ボタンを押す前から赤い「善玉」で、引き続き赤いままなので、「善玉」です。
右から2番目の赤玉は、「→」ボタンを押す前は黒玉でしたが、そのとき隣接する玉に「善玉」があったため(一番右の玉です)、「善玉」に変わりました。
もう一度「→」ボタンを押すと、色はこのようになりました。
一番左の赤玉は、「→」ボタンを押す前は「悪玉」でした。そのとき隣接する玉である左から2番目の玉は「悪玉」だったので、「→」ボタンを押しても「善玉」に変わることはありません。(もし「→」ボタンを押す前に、左から2番目の玉が「善玉」だったならば、いま一番左の赤玉は「善玉」に変わっているところです。)
左から2番目の玉は、「→」ボタンを押す前は黒い「悪玉」でした。「→」ボタンを押す前に、隣接する玉である一番左の玉は赤玉でしたが、「善玉」ではなかったので、「→」ボタンを押して色が赤くなったけれども、「偽の赤玉」すなわち「悪玉」のままです。
左から3番目の玉は、「→」ボタンを押す前は黒い「悪玉」で、隣接する玉に「善玉」は存在しませんでした。そこで、「→」ボタンを押して色が赤くなったけれども、依然として「悪玉」のままです。
つまり、この時点で「善玉」は0個です。
ここで「Stop」ボタンを押せば、ゲームクリアとなります。クリアボーナスとして最低50,000点以上の高得点が得られます。
「善玉」が1つもないのに「→」ボタンを押してしまうと、バースト(負け)です。
「善玉」がまだ残っている状態で「Stop」ボタンを押すこともできます。その場合には、途中スコアを獲得できますが、クリアボーナスはもらえません。途中スコアは、画面上部に表示される「+」から始まる数字です。
実際のゲームには、玉に「☆」は表示されません。頭の中で、「善玉」がまだ残っているかどうかを考えながら、バーストしないようにゲームを進めてください。
スコア計算
【途中で降りた場合】
「善玉」が残っている状態で「Stop」ボタンを押した場合、途中スコアがそのまま加算されます。
途中スコアは、「→」ボタンを押してゲームを進めれば進めるほど、高くなっていきます。
【善玉が消えた瞬間をドンピシャで当てた場合】
「善玉」が1つもなくなった状態で「Stop」ボタンを押すと、ゲームクリアです。
クリアボーナスとして、50,000点か、途中スコアの5倍の、いずれか大きい方が加算されます。
【バーストした場合】
「善玉」が1つもなくなった状態で「→」ボタンを押した場合、バースト(負け)です。
ペナルティとして、これまでの合計スコア(画面左上)の半分が没収されます。
さいごに
このゲームは、紙にメモをしながら、論理的に考えてあげれば、100パーセントクリアできます。それでも、かなりの頭の体操になると思います。
また、紙を使わずに頭の中だけで考えて、記憶力と暗算力の限界に挑戦してみる、という楽しみ方もできると思います。
ぜひ遊んでみてください。