うしブログ

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趣味で運営する、GeoGebraの専門ブログ。

(作業メモ)StartPoint要検証(2行の場合;テキスト変更時未定義問題)

(要修復)ToggleButton・RollPolygonWithoutSlipping・貯金時計・直感力トレーニング

【Geogebraで幾何学ゲーム】正10角形への道

幾何学ゲーム】正10角形への道

・頂点をドラッグして、赤色の10角形を、正10角形に近づけよう!

・ただし、頂点をドラッグできるのは「シールド解除」ボタンを押してから数秒間だけ。

・シールド解除のチャンスは3回。この3回で、できるだけ正10角形に近づけよう。

・各回の完成度が記録されます。満点は100点です。

・難易度は3段階。やさしいレベルでは、コンピュータが変形を手伝ってくれます。

 

動作が重くてお困りの方は、geogebraをインストールして、以下のggbファイルを起動するとサクサク動きます。

https://www.geogebra.org/material/download/format/file/id/acxnVEwb

 

コンセプト

時間制限がなければ、納得いくまで頂点をドラッグして、限りなく正10角形に近づけることができる。

しかし、このゲームでは、頂点をドラッグできるのは3秒×3回だけ。「やさしい」モードはともかくとして、完璧を期すことはもともとできない設定にした。

完璧にできないと分かっているゲームに、プレーヤーはどのように感じるだろうか。

少しでも完成度を高めるよう頑張ろうと思うか、そもそもプレイをしたくないと思うか。

社会生活においては、他者から期限付きで仕事を任されることがある。仕事においては、大抵の場合、期限を無視して完璧を目指すよりも、期限内にそこそこの成果を確保することが要求される。

期限までに完璧にできないことが分かっている仕事でも、やらなければならない。

この「完璧は無理だけどベターを目指さなければならない」という状況は、とても歯がゆい。この歯がゆさを表現したくて、このゲームを作った。

「むずかしい」モードには、コンピュータのアシストは一切ない。せいぜい3回のトライで60点とれれば良い方だと思う。もともと60点程度しか期待できなくても、何もせず30点よりは良いのだ。この、完璧主義者にとっては違和感を覚えるであろう感覚に慣れることで、仕事への姿勢を再確認したい。