見たら分かる安いやつやん
ここのbutton1は死んでいますか?
画面上の固定された位置に点を作成する
はじめに
アプレット画面をパン・ズームしても、画面上の定位置を保持するような点の作成方法をまとめます。
なお、この方法は、前提として、オリジナルツール「PixelCoords」および「PixelPoint」をGeoGebraにインポートする必要があります。これらのツールを使わない方法として、以下の記事もご参照下さい。
方法
画面上の定位置を保持したい点(自由な点オブジェクト)をAとする。
数値a, bを、以下のように定義する。
a = x(PixelCoords[A])
b = y(PixelCoords[A])
Corner[1](アプレット左下の点)を作成し、On Update スクリプトを、以下のように記述する。
SetValue[A,PixelPoint[a,b]]
設定は以上です。
見本アプレット
(雑記)できるだけ頭を使わずに結果を出す
思考よりも試行
筆者がGeoGebraアプレットを制作する際には、「思考よりも試行」の精神で取り組んでいます。
絶対うまくいく方法を完璧に思考→それを実行
よりも、
「これでうまくいってくれたらいいな」で試行→「じゃあこれならどうかな」で試行→…
の方が、圧倒的に頭を使わずに結果を出せるからです。
なぜならば、1回目の試行で成功しなくても、うまくいった部分に関しては、もう思考しなくて済むからです。さらに、運良く1回目の試行で成功し、それ以上の思考を全てカットできる可能性もあります。また、頭の中ではイマイチでも、試行としてアウトプットしてみると、案外しっくりくる、ということもあるでしょう。
そうやって、余計な思考をカットしていくことで、やがて、大して悩むこともないまま、結果にたどり着くことができます。
したがって、「これでうまくいくかもしれない」程度の蓋然性が持てた時点で、もうそれ以上の思考はやめて、試行してしまった方が、楽に結果を得られるといえましょう。