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(思考メモ)怠惰な性格を改善するための一試論

怠惰の本質

 もの捨てたくないという気持ちと、仕事を後回しにしようという気持ちは、きっと深いところで繋がっていると思う。

 これは何かに使えるかもしれない、という可能性を潰すのが怖い;仕事をした結果受けるだろう評価が確定してしまうのが怖い。いずれも結果が確定してしまうことへの恐れという点で共通している。

 結局、可能性を自分で絞る勇気がなくて、引越しや友人の訪問で片付けざるをえなくなって捨てる;締め切りが迫って仕事を無理やり完成させる。可能性が絞られていく過程に、可能な限り自分を関与させたくないから、外的要因が絞ってくれるのを待っている。

 大成功から大失敗まで、あらゆる結果が起こる可能性が、どれも絞られず残っていると、心はとっても安心する。「まだ選べる」という安心感。そしていつかは、自分と関係ない外的要因が、自動的に可能性を絞ってくれる。これほど楽なシステムもない。

 このシステムの、ぬるま湯にも似た強烈な魅力に比べたら、ものを捨ててそれが使える可能性を潰すとか、仕事をやり終えてしまって、より良い結果が出る可能性を潰すなんて、怖くて自分にはとてもできない。怠惰な性格というのは、こんな感じの利益衡量に支えられている。

怠惰な性格の改善方法

 たとえば、「結果は今日の終わりに評価される。今日中に実現できない可能性は幻想であり、最初から選択肢にない」という考え方で生きていく。自分が選択しなくとも、結果が確定するまでの時間が今日1日しかないという理由で、いくつもの可能性がバッサバッサ消えていく。可能性に満ちたぬるま湯なんて無かったんだと気づく。

 すると、今日残された時間で選べる可能性はせいぜい、何もしないで結果ゼロか、取るに足らないちまっとした進歩だけ。実はそれ以外の可能性はハナから存在しない。自分から絞るまでもなく、存在しない。

 何もしなくても、今日の終わりに、あっさりと自動的に結果が確定する。今とれる選択肢は、迷うほど多くない。そして、今日とれる選択肢に応じて、最高評価から最低評価が設定されていると考える。何もしなければ最低評価だし、できる限りの最善を尽くせば最高評価。

 

今日実現できない「理想のわたし」は、明日以降も実現できないし、誰も期待していない。

問われているのは、あなたが「今日最善のわたし」であるかどうかだ。