議論で大事だなと思う 5つのこと
想像力
想像力=どこまでリアルに考えられるか。
想像力は、客観的な「事実」をどれだけ知っているかに懸かっている。
主張に説得力を与える道具は、客観的な「事実」と「論理」しかない。
日頃から(他人の評価ではなく)事実に注目して情報収集しているか。
事実を知っていれば、相手の主張をその事実に照らして「検証」することができる。
検証の手数の多さは、知っている事実の量に依存している。
表現力
頭の中の考えを丁寧に順を追って言葉に置き換える力。
論理性
前提・仮定から導けない主張をしない(演繹)
自分の考えが本当に通用するのか、通用しない場合はないか検証を忘れない(帰納)
相手の話を聞く力
言葉尻ではなく、相手の本音・真意・根底の考え方を聞く。
相手の本音・真意・根底の考え方をつかむため、質問を怠らない。
→相手の話の要点を、砕けた言葉に置き換えて言い直してみて、「...という立場(意見)ですか?」と確認してみる。
相手の本音・真意・根底の考え方がつかめないことには、賛否を決めることはできない。
謙虚な心
議論の相手は、自分のアタマの整理整頓に協力してくれる人。相手の主張に対して質問・反論・批判を行う目的は、「私のアタマは今、ここに引っかかっているのです」と、整理整頓してほしい箇所を相手に伝えるため。ディベートと異なり、相手を言い負かすためではない。