タッチデバイスで点をドラッグする際に、点が指で隠れて見えない問題について
タイトルの通り。これを解決するための方法を考える。
さしあたり、点をドラッグすると、点が指位置の1つ上に来るようにしてみた。
何も設定しないよりは、点の位置を狙いやすいのではないだろうか。
方法① 動的座標(DynamicCoordinates)を使う
自由な点オブジェクトAを作成して、
B = DynamicCoordinates[A, x(A), y(A) + 1]
を作成する。Aを非表示にして、Bをドラッグさせる、という方法である。
方法② On Update スクリプトを使う
自由な点オブジェクトCを作成して、CのOn Update ハンドラに、
SetValue[C, (x(C), y(C) + 1)]
を記述する。そして、Cをドラッグさせる、という方法である。簡単に実装できる。
その他、考えられる方法
点の大きさを大きくする方法。
指位置周辺の描画データをクリッピングして、グラフィックビュー右下あたりにワイプで表示させる方法。これはCanvasをいじれば出来そうだが、煩雑なスクリプトが必要になりそうだ。