線分の長さを表す曲線・テキストを自動生成するツール「DistanceCurve」を配布します。
GeoGebraで、線分の長さを表す曲線・テキストを作りたいときがあると思います。
これを作るためのデフォルトのツールは存在しないので、オリジナルツールを作りました。
ツールの導入方法
①下記のリンクから、ggtファイルをダウンロードします。
Distance Curve Tool - GeoGebra
②GeoGebraで、ダウンロードしたggtファイルを開きます。
③ツールバーの右端に、「寸法線」ツールが表示されます。
表示されない場合は、「ツール」メニューから「ツールバーのカスタマイズ」をクリックして、下記の画面から「寸法線」ツールを選択し、「<挿入」ボタンを押してから、「適用」ボタンを押すと、ツールバーに「寸法線」ツールが表示されるようになります。
これで、本ツールが使えるようになりました。それ以降の新規GeoGebraウインドウでも本ツールを使用したい場合には、「オプション」メニューにある「設定を保存」をクリックしてください。これを行わないと、本ツールを使いたいその都度、①〜③を実行する必要があります。
ツールの使用方法
ここでは、「寸法線」ツールの使用例として、三角形ABCの辺ABの長さを表す曲線・テキストを作成する方法を紹介します。
①「寸法線」ツールを選択し、点A、点Bを順にクリックします。そうすると、辺ABの長さを表す曲線・テキストが作成されます。
なお、入力バーに、
DistanceCurve[A, B]
と入力することによっても、同じものが作成できます。
②曲線の位置を調整するには、曲線の中央にある点をドラッグします。この点は、数式ビューから非表示にすることも可能です。
③テキストの位置を調節するには、テキストをドラッグします。