うしブログ

Geogebraの使い方、応用など

線分の長さを表す曲線・テキストを自動生成するツール「DistanceCurve」を配布します。

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GeoGebraで、線分の長さを表す曲線・テキストを作りたいときがあると思います。

これを作るためのデフォルトのツールは存在しないので、オリジナルツールを作りました。

 

※本ツールは、GeoGebra Tubeにアップロードされたアプレットに対しては、正常に動作しません。詳細は、記事末尾の「ごちゅうい」をご覧ください。

 

オリジナルツール「DistanceCurve」ggtファイル

 

ツールの導入方法

①お使いの機器に、GeoGebraがインストールされていることを確認します。

②上記リンクから、ggtファイルをダウンロードします。

③GeoGebraで、ダウンロードしたggtファイルを開きます。

ツールバーの右端に、「距離を表す曲線」ツールが現れます。

これで、本ツールが使えるようになりました。それ以降の新規GeoGebraウインドウでも本ツールを使用したい場合には、④を実行した時点で、「オプション」メニューにある「設定を保存」をクリックしてください。これを行わないと、本ツールを使いたいその都度、①〜④を実行する必要があります。

 

ツールの使用方法

ツールバーから作成する方法

①「距離を表す曲線」ツールを選択します。

②任意の2点を選択します。

②数値を入力するウインドウが現れるので、曲線の高さ(長さを表す曲線の頂点と、線分との距離)を入力します。数値が大きくなるほど、作成される曲線の頂点は線分から離れていきます。また、マイナスの数値を入れると、プラスの数値を入れた場合と逆の側に曲線が作成されます。

③数値を入力してOKを押すと、曲線が作成され、曲線の中央には長さを表すテキストが作成されます。

入力バーにコマンドを入力する方法

長さを表す曲線・テキストは、任意の2点をA, B、数値をdとすれば、入力バーに以下を入力して実行することによっても作成できます。

DistanceCurve[A, B, d]

 

  ごちゅうい

2016年9月25日現在、本ツールを使用したアプレットをGeoGebra Tubeにアップロードすると、線分を動かした際に、その長さを表すテキストの位置が連動しないというバグが発生しております。

PC版GeoGebraで使用する分には、バグは生じません。

このバグを回避するには、本ツールを使用せずに、以下のような方法で作成してください。

線分ABの長さを表す曲線

点A、点B、数値dが定義されていることを前提として、線分ABの長さを表す曲線(高さd)を作成するには、以下のコマンドを入力バーに入力して実行します。

Spline[{A, Dilate[Rotate[A, 90°, Midpoint[A, B]], d / Distance[A, Midpoint[A, B]], Midpoint[A, B]], B}, 3]

線分ABの長さを表すテキスト

点A、点B、数値dが定義されていることを前提として、線分ABの長さを表すテキストを作成するには、以下のコマンドを入力バーに入力して実行します。

Text[Distance[A, B], Dilate[Rotate[A, 90°, Midpoint[A, B]], d / Distance[A, Midpoint[A, B]], Midpoint[A, B]]]